アップルが、最新のiOS「iOS 15.2」を提供開始しました。
これにより、Siriを使って「ミュージック」にアクセスできる新サブスクリプションタイプ「Apple Music Voiceプラン」(月額480円)に対応、さらにAppプライバシーレポートや死後にiCloudアカウントと個人情報にアクセスできる人を管理連絡先として指定できる「デジタル遺産プログラム」に新たに対応しています。
プライバシー機能の「Appアクティビティを記録」が「Appプライバシーレポート」にアップデートされ、このレポートでは、過去7日間で、位置情報やマイクといったデータへのアクセス許可をアプリが使用した頻度、各アプリのネットワークアクティビティの内訳、Webサイトのネットワークアクティビティ、最もコンタクトしたドメインなどを確認できるのだとか。
カメラは、iPhone 13 Pro/Pro Maxで、超広角レンズに切り替えて写真やビデオをマクロ撮影するためのマクロ撮影コントロールに対応。
さらにiCloud+でランダムなメールアドレスを生成できる「メールを非公開」機能を「メール」アプリで使用できるようになり、「リマインダー」および「メモ」がタグの削除や名前の変更に対応し、「TV」アプリで、”ストア”タブから映画のブラウズ、購入、レンタルを全て一カ所で行えるようになりました。
iPhoneでは、省電力モード中のiPhoneを「探す」が最大5時間の検出に対応し、「株価」のティッカーで通貨を、チャートで年初来のパフォーマンスを確認できるようになっています。
また、CarPlayのAppleマップが、右左折車線、中央分離帯、自転車レーン、横断歩道などの道路の情報が詳しく表示されるように改良された(対応している都市のみ)ほか、「設定」の「一般」→「ジェスチャ」で左下隅スワイプや右下隅スワイプのアクションを変更できるなど、ジェスチャのカスタマイズが向上しています。