BlackBerryが、同社で保有しているモバイルデバイスなどに関係するすべての特許資産を総額6億ドル(約686億円)で売却すると発表しましたね。

売却する特許は、モバイルデバイスやメッセージング、無線ネットワークに関するものが中心となっており、これらは今のBlackBerryにとって非中核事業の特許となります。

現在、BlackBerryは自動車向けソフトウェア基盤や企業向けセキュリティに注力しており、これら分野の特許は売却対象に含めていないため、現行の製品やソリューション、サービスを利用している顧客には影響しないようですね。

2022年1月には自社OSのサポートを終了していますし、ついに初期のスマートフォン市場に君臨していたBlackBerryが終焉となりましたね。

売却先は、BlackBerryから特許資産を買い取る目的で設立された、特別目的会社(SPV)のCatapult IP Innovations。